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木綿絣の話し

七月の「着物リメイク無料相談会」で初めて手持ちの作品やリメイク用着物の一部を販売させていただきました。

リメイク用の着物地は、すぐ作品に取り掛かれるようにほどき洗いしておきながらなかなか手つかずになっていた着物の他に、反物も何点かお出ししました。

中に木綿絣の反物があり、お客様がとても喜んでお買い上げくださいました。

木綿の絣はリメイクにとても人気がある素材ですが、残念ながら私は使うことはないと思いましたので。。。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

私の実家は農家でした。米を出荷するだけで野菜などは自宅で消費する分くらいだったと覚えています。

子供の頃、母は藍染の木綿絣の野良着を着て朝から晩まで農作業をしていました。

手伝いの人達もみんな絣のモンペと活動着というスタイルでした。

農作業で着た木綿絣の野良着は、ほころびをつくろい、つぎあてをしてクタクタにやわらかくなるまで着て、その役目が終わると次は赤ん坊のオムツになって、それもお役御免となると次は雑巾にして、本当にボロボロになるまで使い切っていました。

・・・・・と、ここまで書くと

「ちょっと、ちょっとー・・おたくいつの時代の人なのー???」

とのご質問が聞こえてきそうですね。

大丈夫、小学生の頃にはちゃんとテレビも電話も自家用車もあった時代の人です。

でも、テレビも電話もあったけどやっぱり母は藍絣のモンペと活動着で農作業をしてました。

野良着 → オムツ → 雑巾 の流れは私が幼稚園の頃(そうそう、ちゃんと幼稚園にも行った時代の人です。)まではまだあったような気がします。

私がどんなオムツをしたかは残念ながら覚えておりませぬ。パンパースでないことだけは確かです。(キッパリ!!)

・‥…━━━☆

私が木綿の絣をリメイクに使わないのは、農作業で苦労した母の姿を思い出し、軽々しく切り刻むことができないからです。

いつの日か機会があったらこの思いを書いてみたいと思っていたのですが、先ほど、最近お気に入りの ある方のブログ をのぞかせていただき

なんとなくきっかけになりました。 (*^.^*)

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4.日々のこと」カテゴリの記事

コメント

初めてコメントさせていただきます。

木綿という布は襤褸などを見てもわかるようにとても過酷な状況を生き抜いてきたとてもたくましい布だと思います。布にかかわった人の人生が染み込んでいるとでも言うか・・・。
私は最初はなんかばばっちいな・・・と思ってあまり扱わなかったんですけどいろんな人の影響を受けていつからかとても愛着が沸くようになりました。でもまだうまく活かして使いこなしているとはとても言えませんが、ハギレや薄くなって透けそうになってる布も捨てられずに取っておいて小物なんかをチマチマ作っています。
しかも古い物ほど非常に扱いやすいのにはちょっとビックリですよ。同じ木綿でも現代のブロードなんて全然・・・・!
もし気が向いたらちょっと触ってみたらどうでしょう?案外はまっちゃったりして・・・・

私もリンク張らせてくださいね。これからもよろしくお願いします

投稿: りのりの | 2012年8月10日 (金) 00時37分

りのりの様 おはようございます。

コメントありがとうございます。
もう一反藍染の反物があるのですが、さすがにこちらは手放す気にはならないのでいつの日か自分用に使える日がくるでしょうか。
藍の地色に水玉のように白く染め抜かれているコテコテの野良着系の絣ですが、パリッとした手触りは まだまだ…ですねー。

母の野良着のように、思わず頬ずりしたくなるような手触りになるにはどれだけ着こんだらいいのやら。。。

投稿: OHANA | 2012年8月11日 (土) 08時23分

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